FuroshikiWorkサーバの使い方
■全般タブ

□マスターパスワード
マスターパスワードを指定すると、FuroshikiWorkサーバ起動時にパスワードの入力を求めるようになります。
「この設定ダイアログを表示するのにパスワードを要求する」にチェックをすると、設定ダイアログを表示するのにもマスターパスワードを要求するようになります。
設定された内容はファイルに保存されていますが、そのファイルもマスターパスワードで暗号化します。
FuroshikiWorkサーバのインストールされたパソコンを誰かに使われても、設定内容が分からないようにするために使います。
□スタートアップ
パソコンを起動した際に、FuroshikiWorkサーバを自動実行するために、スタートアップに登録します。
スタートアップに登録している場合は、削除することもできます。
■エージェントタブ

□中継路
FuroshikiWorkエージェントとの中継路の設定をします。「ポート番号」「パスワード」「暗号」はFuroshikiWorkエージェントと完全に同じ設定でなければなりません。
「ポート番号」には、中継路に使うTCPのポート番号を指定します。ルータやファイアウォールがある場合、このポート番号のTCP通信が、FuroshikiWorkエージェントからFuroshikiWorkサーバ方向に通過できるよう設定されていることが必要です。
中継路で送受信するデータについて暗号化する場合には「暗号」を「あり」にします。
「パスワード」は「暗号」を「あり」にしている場合に、暗号化するためのパスワードを入力します。
無通信の状態が続くと中継路を切断するルータがあるため、一定秒数ごとに無意味な通信を行うように設定できます。また、定期的に回線状態を確認することで。ネットワーク経路上での強制的な回線切断を検出します。
□転送
FuroshikiWorkサーバ側の接続をFuroshikiWorkエージェント側に転送したり、その逆の転送を登録します。
ここで指定した通信は中継路を経由してFuroshikiWorkの相手側から接続されます。
「追加」「編集」「削除」ボタンで転送を編集できます。
ユーザ登録していない場合は1件のみ設定できます。
□転送編集ダイアログ

転送編集ダイアログで、転送の詳細を指定します。
「方向」に転送方法を指定します。「Server→Agent」はFuroshikiWorkサーバを起動しているパソコンへの接続をFuroshikiWorkエージェントを起動しているパソコンに転送し、「Agent→Server」はFuroshikiWorkエージェントを起動しているパソコンへの接続をFuroshikiWorkサーバを起動しているパソコンに転送します。
「待受ポート」番号には接続待ち(リッスン)をするポート番号を指定します。「方向」に「Server→Agent」を指定している場合は、FuroshikiWorkサーバ側で待ち受けし、「Agent→Server」を指定している場合はFuroshikiWorkエージェント側で待ち受けすることになります。
「宛先名(IPアドレス)」には転送先の接続先を指定します。「localhost」を入力すると、接続先はFuroshikiWorkを起動しているパソコン自身となります。ユーザ登録していない場合「localhost」に固定されていますが、変更する必要が生じたときにユーザ登録すれば入力できるようになります。
「宛先ポート番号」には転送先の接続先のポート番号を入力します。リモートデスクトップ接続を使うのであればデフォルトは3389です。
■ログタブ

FuroshikiWorkサーバの動作状況を表示します。
新しい情報は一番上の行に追加されていきます。
接続できない場合の情報や状況の確認ができます。
■ユーザ登録タブ

FuroshikiWorkは永久に無料で使うことができます。
追加機能を利用したい場合はユーザ登録をします。ユーザ登録は有料です。
以下のことが必要になりましたら、ユーザ登録をしてください。
・転送の「宛先名」を入力したい。
・転送を2つ以上設定したい。
ユーザ登録については「ユーザ登録」をご覧ください。
■設定ダイアログのボタン

「OK」ボタンは変更を保存して設定ダイアログを閉じます。全接続を切断し、FuroshikiWorkエージェントからの接続を待ちます。
「キャンセル」ボタンは変更を破棄して設定ダイアログを閉じます。バックグラウンドでは動作しています。プログラムを終了するにはタスクトレイのアイコンを右クリックして終了を選択します。
「適用」ボタンは変更を保存して、全接続を切断し、FuroshikiWorkエージェントからの接続を待ちます。